freee会計にはリセットという機能があり仕訳や証憑を一括で削除することができますが、freee内の機能を使う事により、リセットできない範囲があります。
目次
freee会計におけるリセット機能について
「freee会計」 リセットで削除できる
事業所を初期化(リセット)する – freee ヘルプセンター
freee請求書」リセットで削除できない
freee請求書では発行した請求書の完全削除はできません。
取り消しという操作を行っていただく必要があります。
「ワークフロー」リセットで削除できない
ワークフローから紐づけてたてた取引に関しては、一括削除が可能です。
申請の削除に関しては一括が削除できないので個別での削除が必要です。
6.3 多数の取引をまとめて修正する – freee ヘルプセンター
「freee受取請求書」リセットで削除できない
今回はこの中の「freee受取請求書」の中の削除機能についてご案内します。
freee受取請求書のリセット
freee受取請求書から連携した取引については、freee会計のリセット機能で仕訳の削除が可能です。
ただ受取請求書内の証憑などはfreee会計の削除が反映されないため、手動で処理が必要となります。
メニューによってリセット(削除)の方法が違うのでまとめてみました。
支払依頼を利用いた場合
前提として、支払依頼が承認まで完了した場合は、支払依頼自体を削除することはできません。
支払依頼で利用した証憑の削除はできるものの、証憑の内容はプレビュー表示された状態となります。
・削除する前([閉じる]の横に証憑へのリンクあり)

・削除した後([閉じる]の横に証憑へのリンクはなくなる)

添付ファイルを削除
受取請求書では、取り込み済みの書類の補足資料として[添付資料追加]機能を用いファイルを添付することが可能ですが、[添付資料追加]機能で追加されたファイルは、電子帳簿保存法には対応していないため、削除が可能です。

削除の具体的な方法
一覧画面での操作
[ごみ箱]に移動したい書類にチェックを付加した後[一括操作]>[ごみ箱]への順にクリックします。

個別での削除
編集可能な状態で、画面上部の[ごみ箱]ボタンをクリックします。

業務改善の提案
freee会計を利用する場合、今回ご案内したfreee受取請求書などを利用して、電帳法に対応した書類の保管なども可能となります。freee会計の様々な機能を利用して、業務を効率化することが可能です。
freeeを利用して現状の経理負担を減らしたい、自社の運用をfreeeに置き換えることができるのか等、ご相談は、ぜひYOU&YOUにお気軽にご相談ください。