給与計算から仕訳登録までを自動化!freee人事労務とfreee会計の連携ガイド

人事労務担当者と経理担当者の間で、給与データの受け渡しや仕訳入力に時間を取られていませんか? freee人事労務で確定した給与計算の結果は、ボタン一つでfreee会計へと連携し、仕訳として登録することが可能です。

「手入力による転記ミスが心配」「部門ごとに勘定科目を分けるのが面倒」といった悩みも、一度設定を済ませれば解消されます。本記事では、スムーズなデータ連携を実現するための設定手順を、具体例を交えてわかりやすく解説します。


給与取引連携の機能について

この機能は、「freee人事労務」で算出した給与額や各種手当、社会保険料などのデータを、「freee会計」の取引(仕訳)として自動または手動で作成するものです。

人事労務側の「給与項目」を、会計側の「どの勘定科目や品目(分析用のタグ)」として計上するかをあらかじめ紐付けることで、一貫性のある正確な会計処理を実現します。また、部門や事業所ごとに異なる勘定科目を使用するような複雑な運用にも対応しています。


具体的な設定・連携手順

給与取引を正しく連携させるためには、会計側での事前準備が必要です。以下の流れに沿って設定を進めてください。

1. 部門マッピングの設定

まず、人事労務側の部門と会計側の部門を紐付けます。

操作箇所: 「マスタ・口座」メニュー > 「部門」 > 「人事労務部門とのマッピング」

設定内容: 人事労務に登録されている部門ごとに給与仕訳を分けたい場合は、対応する会計側の部門を指定してください。

補足: 部門ごとに仕訳を分ける必要がない場合は「未マッピング」のままでも連携は可能です。

2. 科目・品目テンプレートの作成

人事労務の給与項目(基本給、役職手当など)を、会計側でどの勘定科目として登録するかを定義します。

操作箇所: 「入力効率化」メニュー > 「科目・品目テンプレート」 > 「給与取引の登録ルール」

設定手順:

  1. 「新規登録」を押下します。
  2. 人事労務の各項目に対し、対応する「勘定科目」や「品目」を指定します。
  1. 特定の「手当」ごとに、個別の勘定科目や品目タグを紐付けることも可能です。

部門別設定: メディア事業部と商品部で計上ルールが異なる場合など、部門や事業所単位で異なるテンプレートを作成し、保存できます。

3. 部門別連携の適用

作成したテンプレートを、実際にどの部門に適用するかを決定します。

操作箇所: 「入力効率化」メニュー > 「部門別連携」

設定内容: 手順2で作成したテンプレートを、手順1で紐付けた各部門に割り当てます。

4. 決済期日の反映設定

給与の支払日などを決済期日(支払期限)として正しく反映させるための設定です。

操作箇所: 「入力効率化」メニュー > 「決済期日連携」

設定手順:

  1. 画面中央の「取り込む」を押下し、人事労務側の「締め支払日グループ」の情報を取得します。
  2. 連携された行をクリックし、給与支払日を起点として「いつの日付を決済期日にするか」の詳細設定を行います。

5. 取引登録タイミングの選択

人事労務側で「会計連携ボタン」を押した際、すぐに取引として登録するか、一度確認を挟むかを選択できます。

操作箇所: 「取引入力」メニュー > 「給与取引の登録」

設定の種類:

自動(デフォルト): 人事労務側で操作すると、即座に会計側の取引として登録されます。

手動: 人事労務側で操作すると、会計側の「給与取引の登録」画面に「取引未登録」の状態で保留されます。会計担当者が内容を確認し、「登録」ボタンを押すことで確定します。

運用アドバイス: 給与計算の担当者と会計の担当者が異なる場合は、「手動」設定がおすすめです。会計担当者が自分のタイミングで帳簿に反映できるため、内部統制の観点からも安心です。

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この記事を書いた人

株式会社 YOU & YOU

freeeの導入支援や販売代理店の株式会社YOU&YOU。
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