freeeでは、カスタム項目という機能を用いて、従業員情報の画面内に履歴書、職務経歴書の画像をfreee内に保存しておくことが可能です。こちらの情報をいつでもどこにいても従業員の情報の確認が可能となります。
目次
カスタム項目を利用した手当活用のご案内
freee人事労務では、カスタム項目として作成した時間や数値の合計を手当と紐づけ、手当の金額を自動計算することが可能です。
カスタム項目を利用した手当の設定例
該当の職務に従事した時間などの記録(時間)×◎円といった手当の作成
i. <カスタム項目>社内勉強会などで講師として従事した時間を登録する項目を作成する

ii. <手当>手当内支給額の支給ルールに「カスタム項目(講師手当)×●円」を選択して登録する
※金額は人によって変更可能

iii. カスタム項目に講師時間15時間の登録を行い、従業員に講師時間×1,000円の手当を付与しておくと、手当の金額が自動計算される
・カスタム項目(従業員マスタ内カスタム項目)

・手当(従業員マスタ内手当)

・計算結果(給与計算結果画面)

マイナス符号の手当(控除)のご利用ご提案
社内で弁当を手配し、給与から天引きする場合
i. <カスタム項目>弁当の手配回数(数値)を記録するカスタム項目を作成する

ii. <手当>手当内支給額の支給ルールに「カスタム項目(弁当代)×-●円」を選択して登録する
※金額をマイナス符号にする
※金額は人によって変更可能

iii. カスタム項目に弁当手配回数5回の登録を行い、従業員に弁当手配×-500円の手当を付与しておくと、手当の金額が自動計算される
・カスタム項目(従業員マスタ内カスタム項目)

・手当(従業員マスタ内手当)

・計算結果(給与計算結果画面)
※手当欄に表示されるため注意

その他のカスタム項目を利用した手当の例
・インセンティブ:成約件数(数値)×●円
・会社都合の休業日数分の補填:休業日数(数値)×●円
注意点
現在、カスタム項目はデータの記録を「締める」ことが不可です。
そのため、過去に遡って情報の上書きを行うことが可能となっております。
上記の例のような「作業に従事した時間や回数分の手当」など、給与計算に関わるような項目につきましては、カスタム項目更新の運用ルールをご検討いただけますと幸いでございます。
(給与確定が完了していれば、カスタム項目が書き換わっても、カスタム項目を利用した手当の金額は更新されません)
例:毎月3営業日の15時時点でカスタム項目に記録されているデータを出力し、社内フォルダに保存しておく
カスタム項目ダウンロード手順
従業員>従業員情報>出力対象の月を選択して表示する>一括操作>カスタム項目の出力>出力するカスタム項目を選択>「ダウンロード」
業務改善の提案
カスタム項目として時間や回数を記録している内容を利用し、手当を自動計算させることで、freeeの外で手当を計算するという作業を減らすことが可能です。