株式会社 YOU & YOU この記事では、他社ソフトからfreee会計に乗り換えた際によく発生する「取引先タグの表記ゆれ」を解消するための、freee会計のタグ機能について解説します。
freeeの「タグ」は、勘定科目とは独立して自由に設定できる補助科目のような機能です。これを活用することで、よりシンプルで分析に役立つデータ管理が可能になります。同じ会社なのに複数のタグに分かれてしまう、といった取引先管理の問題も解決できます。
目次
タグの一括編集で表記ゆれを解消する
タグを後から修正したい場合は、いくつか方法があります。仕訳帳からは一括編集ができませんが、取引形式、振替伝票、そして総勘定元帳の各画面で一括編集が可能です。特に、まとめて変更したい場合は「総勘定元帳」からの操作が便利です。
総勘定元帳での一括編集（推奨）
総勘定元帳からタグを一括で編集する方法は、最も効率的な方法です。
- ［会計帳簿］メニューから［総勘定元帳］へ進み、変更したい取引先タグが付与されている勘定科目をクリックします。
- 明細一覧左上のチェックボックスを選択し、［一括編集］ボタンをクリックします。
- 変更したいタグをクリックし、「置換する」または「削除する」を選択します。
- 「置換する」を選択した場合は、置換先の取引先タグ（統合先のタグ）を選択し、［保存する］をクリックします。
取引からのタグ編集
「取引入力」→「収入・支出形式」から取引の一覧を編集する方法です。
- 画面下の一覧表のトップにあるフィルタを利用して、変更したい項目を検索します。
- 検索後、フィルタの下にある「一括編集」ボタンを押すと、変更できる項目が表示されます。
- 追加したいタグを選択し、タグを外したい場合は「削除する」にチェックを入れて保存します。これで、一括でタグの付け替えが可能です。
振替伝票からのタグ編集
「取引入力」→「振替伝票」からタグの一括編集が可能です。振替伝票の場合は、借方・貸方を選択して、対象を一つずつ変更する必要があります。
一括編集の注意点
- 誤って一括編集をしてしまうと元に戻すことができません。変更元と変更先を十分に確認してから操作を行ってください。
- 請求書から登録された取引など、一部一括編集ができないデータもありますのでご注意ください。
- 総勘定元帳を確認する – freee ヘルプセンター
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